'00/2/14 mon  バレンタインデー

 外を歩くと めっきり寒さを感じるんだけど、電車に乗ったり建物に入ったりすると逆に暑いくらい。冬の暖房って、全体的にもうちょっと落としてもいいんじゃないかと思うんだけど、それはオイラが暑がりなだけなんだろか。


 さて、先週の金曜日、建国記念の日のこと。テレビ朝日系の長寿番組「徹子の部屋」のゲストは、

ドラえもん だったのだ。

 とだけ書いてしまうと、ゲストは 大山のぶ代 だったのかと思われてしまいそうだが、ゲストは紛れもなくドラえもんだったのだ。

 これがその放送の模様。

 ドラえもんが、フジテレビ系列のお昼のトーク番組「いただきます」に出演して、サイコロを転がして、「何が出るかな、何が出るかな♪」などと はしゃぐことが実現しないのは明らかだが、「徹子の部屋」は ドラえもんが永らく世話になっているテレビ朝日系列の長寿番組であり、黒柳徹子のオファーを断るような度胸はなかったようだ。

 それにしても、トークの内容は惨憺(さんたん)たるものであった。

あの ドラえもん が 敬語を使っていたのである。

 その口調は、自由な世界を飛びまわるドラえもんのイメージからはほど遠く、明らかに黒柳徹子に気を遣っていた。

 むしろ、トーク番組に慣れていないドラえもんに対して、黒柳徹子の方がもっと気を遣うべきだったのではないだろうか。


 さてさて、話変わって、今日はバレンタインデー。荒熊も男の子なもんで、チョコレートをもらったりしたぞ。

「あのぉ、これ、よかったら、食べてください。」

 そう言うと、金色の包みが輝く円形のチョコレートをオイラに見せた。


 そして、その言葉を打ち消すかのように、続けてこう言い放った。

「262円です。」

 そう、オイラはコンビニで パンを買っていたのだ。そしたら、レジでいきなり おまけのチョコレートを渡されてしまった。チョコレートにはこんな刻印が。

「日頃のご愛顧に感謝をこめて」

 茶髪のバイト兄ちゃんにもらったチョコレート。

このサービス企画、好評なんだろか?

 食べるけどね。