'00/3/24 fri  AIBOに続け

 今日、未明の東京は台風並みの風が吹き荒れて、風が揺らす木々のざわめく音や、外からの風圧に負けるのか 部屋のふすまがガタガタふるえ出す様相に、ぐっすり眠りこけていたオイラは すっかり浅い眠りに引き戻されてしまった、そんな朝でありました。

 おかげで、一日中、睡眠不足の頭が働かないわ、肩こりはひどいわ、背中もこってるわで、だるーく過ごしてしまった。明日は穏やかに晴れるといいなぁ。

 さて。

 ソニーが発売したAIBOに続けとばかりに、おもちゃメーカー、電機メーカーが躍起になって、今年はエンタテインメントロボット元年と呼ぶにふさわしいんでないかという情勢になってきましたぞ。

 その中でも、今のところの注目株はこれ。バンダイのコミュニケーションロボット。

 バンダイによると「ネコ型ロボット」なんだけど、あえて「ネコ」と言わないで、新しい生き物(?)としてアピールした方がいいんでないかと思う形状。

 そう言えば、AIBOは、ソニーは「イヌ」じゃありません と言ってたのに、報道各社は よってたかって「イヌ型ロボット AIBO」と報じてしまった。ま、どっから見ても「イヌ」っぽいから、しゃーないんだけども。

 バンダイのこのネコ型ロボットの名称は「BN−1」。

 その動きはコミカルでユニーク。足にタイヤがついているのでスムーズな水平移動ができたり、手と足を尺とり虫のように使ってハイハイしてみたり。

 AIBOは、どちらかというと現実の動物(イヌ?)の動作をロボットにさせることで「かわいさ」をかもし出しているのに対して、BN-1は 非現実の生き物としての まったく新しい動作で「かわいさ」を演出しているってとこでしょーかね。

 オイラとしては、足にタイヤがついているということが どうも受け入れがたくて、「かわいさ」の点では AIBOに軍配をあげてしまう。

 とは言っても、「BN-1」の予定価格は5万円程度だそうなので、AIBOの25万円に比べて それなりにギミックが落ちるのはしょうがないし、今のタイミングで5万円という価格の提示は そこそこ納得のお値段。

 ただ、オイラの金銭感覚だと、こういうエンタテインメントロボットはもっと安く買えないと手が出せない。AIBOくらいのロボットが3〜4万円くらいで、BN-1くらいのロボットは1〜2万円くらいが妥当な感覚なんだなぁ。

 結局、精巧なギミックがほしいんじゃなくて、ロボットとしての楽しさがほしいワケだから、そのためにウン十万も使うってのは、たがを外している感じが否めんのだ。

 そうそう、ほかのロボット(?)で こんなのもおりました。

 iMacもどきの AIBOもどき。こんなにもすべてがパクリだと、目からうろこが落ちてしまうほどの感銘さえ受けてしまうんだが、まったくもってほしいとは思わんし、こんなコンセプトじゃいけませんぞ、メーカーさん。(あえて メーカー名は書かないぞ。)


 そして最後にこれを紹介しよう。

 オムロンが開発中の「ネコ型ロボット」。このペットロボット専用のホームページはこちら

 おそらく、これはプロトタイプ (開発途中) だと思うんだけど、ひとつ..... ひとつだけ、 どーしても気になることが。

最終的には、 かわいくなるんだよねぇ?