'01/12/30 sun  ウォルト・ディズニー

 あっという間に、21世紀はじめの今年も明日までとなりました。年々感じるんだけど、1年がどんどん短くなっていきますな。

 自分の人生の中で「1年」という時間が、31歳なら「31分の1」だし、15歳なら「15分の1」なのだから、年を重ねれば重ねるほど、割合としての「1年」の重みが小さくなっていくことで、1年を短く感じていくのかなぁと思ったりします。あるいは、やりたいと思っていることがどんどん増えているのに、いろんな理由で それをこなせなくなっているから、短く感じるってのもあるかもしれません。

 そんな貴重な時間の中で、どれだけ多くのコトを吸収できるか、もっともっとアクティブに行動せにゃいかんと思い返す年の瀬であります。

 そんな思いもあったのかなかったのか、この年末、ちょいと旅に出てきましたぞ。行き先は フロリダ州オーランド。

 オーランドには、「ウォルト・ディズニー・ワールド」や「ユニバーサル・スタジオ」などの、世界に名だたるテーマパークが多く、もちろん、そのテーマパークを堪能するのが今回の旅の大きな目的でありました。

 「ディズニー」って、僕は、この旅行の前からもともと好きだったんですよ。とは言っても、経験があるのは、東京ディズニーランドくらいだったんだけど。で、この旅を終えて、僕はディズニーを愛しちゃいましたねぇ。だはは。

 オーランドの「ウォルト・ディズニー・ワールド」は、大きく4つのテーマパークと、隣接するマーケットプレイスなどからなっていて、車やバス,モノレールなどを使わないと移動できないほど広大な土地に、とても1日で回ろうなんてことは不可能な、それこそ「ワールド」と呼ぶにふさわしい世界が広がっています。

 この年末は、クリスマスシーズンであることに加えて、ウォルト・ディズニー生誕100周年の記念イベント「100 years of magic」で華やいでいて、この写真は 100 years of magic を記念した「ミッキーの巨大な魔法使いの帽子」のオブジェです。

 ディズニーの素晴らしさのひとつは、その目的意識にあると思うんですな。パークのひとつ「ディズニーMGMスタジオ」に、「Walt Disney: One Man's Dream」という、ウォルト・ディズニーに関する展示とショートフィルムを見せてくれる場所があった。それを見ていたら、「ディズニー」というものの真意が これまでは分かっていなかったんだなぁと実感しちゃいました。目的をもって成し遂げるということの素晴らしさ。なによりも、その目的の果たす役割の素晴らしさ。

 でね、そういうディズニーの世界観が素晴らしいだけでなく、アトラクションひとつひとつの技術レベルもものすごく上がっています。五感に直接訴えかけてくるような、今までにあまり体感したことのないようなアトラクションが多くて、本当に楽しめちゃいますぞ。


 ユニバーサルスタジオの方はというと、ディズニーとは対照的に「リアルを求める」という方向にあって、「リアルを求める」がために 全体的にハリボテ感があるかなぁという印象はありますね。

 もちろん、そうは言っても、迫力満点のアトラクション満載で、これまた楽しめました。特に、ウォータースライダー/ラフティング系のアトラクション....。ホンットにハッピーです。服のまま水風呂にでも入ったのか?という状態になっちまいました。いやぁ、それはそれで、絶叫して楽しかったけどね。


 今回の旅、実は海外旅行にあまり慣れてない荒熊なもんで、友達がほとんどすべて手配してくれたのだけど、安価にテキパキとこなしてくれました。ホントにありがとさんでした。