'02/1/12 sat  美女と野獣

 昨年末に行ったウォルト・ディズニー・ワールドで、「美女と野獣」のショーを観たんだけど、あいにく荒熊はその映画を見たことがなかったもんで、そのときは内容がよくわかんなかったんだよね。

 で、日本に帰ってきたら、なんともいいタイミングで、東京・新宿にある東京アイマックス・シアターで、1/1から2/1までの期間、「美女と野獣 <ラージスクリーン・フォーマット版>」なるものを上映していることがわかったもんで、この週末、鑑賞にでかけてみました。

 実は、ディズニー映画を観るのが初めてだったもんで、ひじょーに楽しみにしておりました。

 「アニメでのミュージカルめいた表現」ってな手法が初めての体験で、少しばかり感情移入にとまどったものの それにはすぐに慣れて、ウォルト・ディズニー・ワールドで観たショーを思い出しながら、「あぁ、あのキャラクターは そういう役割だったのかー」なんてことを噛み砕いてました。

 ストーリーは、これから見る人のために書かないでおくけれど、ベタな展開ながらも 涙腺をくすぐるような気持ちの動きやセリフにやられちゃったりして、心洗われるステキな物語になっております。友達も、ものすごく感動していましたぞ。おすすめです。

 2/1までの「美女と野獣」は1日6回の上映をしているんだけど、週末はいずれの回も満席のようなので、もし観に行くのであれば、少し早めに行って時間指定のチケットをゲットしておくといいですぞ。上映時間などの詳細は、東京アイマックス・シアターのウェブサイトへどーぞ。

 それから、新宿の東京アイマックス・シアターは2/1をもって閉館だそうです。来春、東京に新しいアイマックス・シアターをオープンする(どこに?)とのことらしいですが。


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 映画つながりということで。

 半年ほど前に荒熊雑記('01/7/8)で、「観た」とだけ書いて、ちゃんとコメントしなかった映画、スピルバーグ監督の「A.I.」。

 あの雑記では、「映画へのコメントはまたこんど」と書いてそのままだったので、もう上映館もないでしょうから、いまさらながら少しコメントしましょう。

 コメントを見たくない人は、この下は見ないでね。
































 いやぁ、荒熊が今までお金を払って観たすべての映画の中で、

あんなに消化できない映画ったらないですわ。

 「訴えたいテーマはいったいなんだったんだろう」という大きな消化不良はもちろんのこと、ストーリーの節々に現れる疑問が、まったく解決されないまま映画が終わってしまった。

 ただ、もう一度は観て、僕に理解力がなかっただけなのか、センスが合わなかっただけなのか、確認してみたい気もするんだけどね。

 この映画を観た人のために、僕が消化不良を起こした具体的なシチュエーションを少し書いておくと、

・ ベッドの上で殺されていた女と、
  後から入ってきた男の関係は?
  セックスロボット男と、彼らの関係もワカラン。
・ 営業許可証とはなんだ?
  切り取ったことにどんな意味があるのか?
・ 教授のところに居たDAVIDは何を意味しているんだ?
・ すぐに戻ると告げた教授は、
  なぜ戻ってこなかったのか?
・ 映画の最終局面で、あのロボットが捕まるのはなぜだ?

 半年前のメモからこれだけ思い出したけど、もっともっと、消化できないことが満載されてたと思うんだよね。

 「あの映画は良かった。感動した。」という人が居たら、ぜひ、どの辺りが良かったのか、(ホントに純粋に) 教えてほしいんだけど、ぜひメールください。


 実は、「A.I.」があまりに消化不良だったので、口直しに 三谷幸喜監督の「みんなのいえ」を観に行ったのでありました。こちらは、その時間を楽しむという主旨で ○。