'02/1/14 mon  ハイハイン

 3連休という時間はゆとりがあって、友達と会ったり、普段できなかったことをしたり、ゆっくりと体を休めたり、気持ちの整理をしたり、有意義に使える時間だなぁなんてことを、久しぶりに会った友達夫婦と話してました。

 そんな友達も、おととしの秋に赤ちゃんが生まれて、今は1児の父と母。この写真は昨年の3月に、赤ちゃんを抱かせてもらったときのショット。

 僕なんて自分のことだけで時間のコントロールがせいいっぱいなのに、きっと彼らは、もっともっと時間が貴重なんだろうなぁ。そうなってみないと分からないくらいにね。

 久しぶりに会った赤ちゃんは、1歳ちょっとだというのに、もうすっかり「子供」になっていて、ひとりでトコトコ歩いてるし、言葉はしゃべれないけどジェスチャーで気持ちを表現したりする。

 口にするものだって、ミルクだけじゃなくて、普通のご飯やおやつも少しずつ食べたりしてる。

 で、見つけてしまったのだ。

亀田製菓「ハイハイン」

 これねぇ、荒熊がホントに小さなころ、好きだったお菓子なんだよね。少なくとも幼稚園か小学校に上がるくらいまではよく食べていたような記憶があるんだ。

 あのころは、赤っぽいパッケージで、パンダなんかが描かれたシールがおまけについていたような気がするんだけど、今は青いパッケージで、特におまけのようなものはついていないらしい。

 でね、まさか、このお菓子が、

「赤ちゃん用」のお菓子だったとは、
思ってませんでしたわぃ。

 パッケージには、「5ヵ月ころからの赤ちゃんのはじめてのおやつ」と書いてあって、無添加で安心して赤ちゃんに与えられるお菓子として売られているらしい。

 まぁ、「ママも食べてね」とも書いてあって、ジャムをトッピングしたりする食べ方が例になってたりするんで、特に赤ちゃんだけのためということではないんだろうけど。

 あまりに なつかしかったもんで、ひとついただいちゃいました。だはは。

 「ハイハイン」は、「うすべったくてやわらかいおせんべい」と言えばいいかな。久しぶりに食べてみたら、

そうそう! この味だよね!

 ほとんど味がないお菓子なんだけど、ほんのりかすかな甘さと、鼻に抜ける香り、そしてサクサクとした独特の食感は、その昔荒熊が口にした「ハイハイン」そのものなのだ! 味ってこんなに忘れないもんなんだなぁと驚いてしまった。いやぁ、なつかしいなぁ。

 「ハイハイン」を食べる 31歳の僕と、僕の横で 同じものを食べている 1歳ちょっとの子供。

 この子にも30年後があって.... なんてコトを、ちと想像してしまった。