'02/2/9 sat  ぶり大根

 この冬、東京は平年よりも暖かい日が多かったんだけど、ここのところは 曇りがちの空の下冷たい風が強く吹いて、肌にささる寒さを感じる日が続いております。

 荒熊の風邪はだいぶ回復して、少し咳が残るかなという程度になったんで、仲間からの焼肉の誘いにのって、むしゃむしゃと肉をほおばってきましたぞ。いやぁ、やっぱりたまにゃぁ肉でスタミナつけにゃいけません。

 そーやって うまいもんを食べると、どーにも うまいもんをこさえたくなるのだ。料理人荒熊としてはさ。だはは。

 そんなワケで うまいもんを作ってやろうじゃないのと、近くのスーパーで食材を物色してたら、鮮魚コーナーで この季節ちょうどいい「ぶり」を見つけたもんで、ぶりのかまと切り身 それから 大根としょうがを買って、「ぶり大根」を作ることに。

 スーパーから家に帰ってきて、食材を見つめるも、

さてさて、「ぶり大根」って どーやるんかぃな?

 勢いづいて材料を買ってきたはいいものの、実は、今まで、ぶり大根なんてもんをこさえたことはなかったのだ。

 そんなとき、ネットは助けてくれますなぁ。「ぶり大根」なんて入力すれば、レシピはわらわらと手に入っちゃいます。買ってきた材料で作れることを確認して、数あるレシピを見比べつつ、平均的な味付けを頭にたたきいれて、いざ 調理。

 大根の下ゆでが長すぎて、少しやわらかくなりすぎたかなぁと思うものの、初めての「ぶり大根」にしては、まぁまぁといったところ。もうちょっと醤油を少なめにしてゆっくり目に煮たほうが、大根とぶりの風味の混ざり合い加減がよいかもしれんなぁ。次はそうやってみよう。

 炊きたてのアツアツご飯に「ぶり大根」。冬ならではの脂ののったぶりが、わしわしとご飯を口に運んでくれますぞ。さぁ、みんなも今夜はぶり大根だ!