「油性ペン」＝「マジック」ではない．

　「マッキー」や「サクラネーム」，
　　　ましてや「サインペン」は
　　　　　「マジック」ではないのだ！

こんな基本的なことを言わなければならないこの世の中は，
「マジック」にとっては なんと悲しい世界であろうか．

正しい「マジック」の識別方法は いたって簡単である．

←このマークがついていれば「マジック」なのだ．

そして，「マジック」は，

　・他の油性ペンに比べて くさい．
　・箱に入れて保管したくなる．
　・何も敷かないで使うと おしゃれな床が出現する．
　・キャップが取れなくて クイズの解答者が困る．
　・匂いを嗅ぐと 高校の文化祭を思い出す．

という特徴がある．

また，あれで ラリれるという話もあるが，
ほとんどの人は 気分が悪くなるだけで終わってしまうらしい．

そうそう，余談ではあるが 高校時代のできごとを書いておこう．
ラリろうとしてなのかは不明だが，
友達が 黒の「マジック」を鼻に近付けて クンクン していたので

　何やってんの？

と，頭をコツンとつついたら，

　その友達は，加藤茶に変身していた．

そのとき，「マジック」は変身に使えることを知った．
なんと手軽で素晴らしいアイテムなんだろう！

さて，そんなわけで オイラは「マジック」のファンなのだが，
許せない「マジック」を発見してしまったのだ．

これが 許せない「マジック」である．

　マジックインキ 極太

という商品だ．

何が許せないのかと，くどくど説明するよりも，
このマジックの裏側を見ていただきたい．

　………！ なんじゃこりゃ？

そこには，想像を絶するローマ字表記が……．

　なぜ，商品になる前に
　　　　誰も気がつかなかったのだろう……

この「マジック」は 私たちに
何か重要なメッセージを伝えようとしているのかも知れない．
しかし，オイラは困惑するばかりだ．

この「マジック」を許してしまっても いいものだろうか……．
あなたの判断に期待したい……．