'99/11/7 sun  Utada Hikaru

 10/2の雑記「スヌーピー」で取り上げた「スヌーピーのヘアードライヤー」。

 あまりに衝撃的なその形状に驚いた荒熊は、「ほかのキャラクターではダメなのだ」と言い切ったのだけど、なんと、

キティちゃんのヘアドライヤー

が存在したのだ!

 三洋電機製のこのヘアドライヤー。キティちゃんの生物的構造を完全に無視して、キティちゃんの右ほほにぽっかりと開けられた穴に、しっかりと黒い網が張られております。おそらく、左ほほには、空気の入り口のために同じような穴があいているんでしょうな。

 スヌーピーのヘアドライヤーは、スヌーピーの鼻息が髪をなでる構造だったのに対して、このキティちゃんのヘアドライヤーは いったい何が出てくるんだろか。なんだか 気味が悪いので次の話題に。だはは。


 さて、今週の水曜日、いよいよ発売であります。

宇多田ヒカル 「Addicted To You」(東芝EMI)

 Automaticに始まった宇多田ヒカル旋風は衰える気配もありませんなぁ。彼女の才能うんぬんはほかのページに任せるとして、荒熊は彼女に関して一目置いていることがあるのだ。それは、

Utada Hikaru 。

 これだけじゃ、いったい何のことだかワカランと思うけど、つまりはこーいうことなんですわ。

宇多田ヒカルは Utada Hikaru であって、
Hikaru Utada ではない。

 中学生のときに習った英語では、『自分の名前は 「名・姓」の順で書くんですよ』と教えられたんだけど、「それはおかしいんじゃない?」と オイラはずーっと思い続けているんだ。自分の名前は「姓・名」でセットなのであって、いくら アメリカ人が「名・姓」の順で名前を表すからと言って、日本人の個人のアイデンティティを端的に表す「名前」を、アメリカ人仕様に合わせる必要があるんだろか?

 そんな疑問があって、オイラはガキの頃から 自分の名前の英語表記は、必要に迫られない限り「姓・名」を使ってるのだ。

 じゃぁってんで、逆を考えてみよう。外国人の名前を日本語表記で表す場合はカタカナを使うよね。わかりやすい例で「ビル クリントン」。もしも、彼が日本人仕様に合わせて「クリントン ビル」と表したら 違和感を感じないだろか。日本人が英語表記で「名・姓」にするってのは、そーいうことなんじゃないのかなぁ。

 そこで、宇多田ヒカル。彼女がリリースしたすべてのCDの 彼女の名前の英語表記は Utada Hikaru なんですな。 まぁ、CDのパッケージなぞは、多分にデザイン要素が絡んでくるので、意識して統一しているのかどうかはわからんけどね。

 もちろん、ほかのアーティストや有名人で「姓・名」を表記している人が居ないワケではないけど、彼女のようにビッグセールスを飛ばしている日本人が このようにしているのは、少なからず 影響力があるんじゃないかなぁと期待してるんですわ。


 これに類する話で ずーっと疑問に思っていることがあるんだけど、それは、

Japan : ジャパン。

どーして ほかの国に勝手につけられた呼び名を
喜んで 使ってるんだろか?

 これって、「太郎」と名づけた息子が、隣の奥さんに「ポール」って呼ばれているのと 同じことじゃないの?

 日本製の製品についている「Made in Japan」。 なんで Japan なんだろ。 ほかの国から Japan って呼ばれるならまだしも、どーして 自分から Japan なんて名乗ってるんだろ。 そもそも、いったい Japan ってなんだろ。 どうして Japan を連呼していると郷ひろみが思い浮かぶんだろ。

 スポーツの世界では、ユニフォームに書かれているのは「Nippon」なんだよね。郵便切手に書かれているのも「Nippon」。 そっちの方が理に適っていると思いませんかな?


 なんだか わがままに書きなぐっちゃいましたが、みんなは どう思いますか?